保管料無料の宅配クリーニングで収納の手間いらず。保管期間最大8ヶ月で大切なお洋服をお預かりします。

保管クリーニングなら全国宅配クリーニングのデア。保管料無料、保管期間最大8ヶ月以内ならいつでも保管期限を指定できます。

保管とクリーニングはクリーニングのデアへご相談ください

宅配クリーニング(全国対応・1万円以上送料無料)と保管サービス(保管期間最大8か月・保管料無料)はデア

保管クリーニングのデア・衣類のお手入れ

蛋白質のシミ

保管クリーニングと衣類のお手入れ

蛋白質を含むシミには、卵、牛乳、血液などがあります。食べ物のうち脂肪はドライクリーニングで落ちやすいのですが、澱粉、蛋白質などはドライクリーニングではほとんど落ちません。
残った染みの成分が、乾燥機やアイロンがけによる熱によって変化し、ますます落ちにくくなってしまいます。
ドライマークの衣類は、十分シミを落とすことができるクリーニング店や、ドライマークでも水洗いできるクリーニング店に依頼しましょう。

見えない糖分のシミ

保管クリーニングと衣類のお手入れ

缶ジュース、スポーツ飲料など多くの飲食物に含まれているのが糖分です。
これは、色が付いていない限り、付着した時にはほとんど目立たないのですが、熱を受けるとキャラメル化して、繊維のすきまにシミの成分が固定化され、頑固なシミになります。
乾燥機に入れて乾燥を繰り返すとますます取れなくなり、繊維が変色してきます。
シミが見えなくても、その場できちんとシミを取り、その後、洗濯を心がけることが大切です。

化粧品の汚れ

保管クリーニングと衣類のお手入れ

化粧品が衣服に付くとなかなか取れません。香水などの匂いは落ちないようにつくられているのです。
時間が経つと、落ちにくくなるばかりでなく、変質してしまい全く取れなくなります。
口紅やマスカラと違って、見た目にわかりにくいファンデーションは衣服に付着しやすいので注意が必要です。
汚れたらすぐに洗剤をつけてブラッシングすると、取れてしまいます。
しかしパーマ液や、髪染めは衣服の大敵です。付いてしまったら修正は不可能と思って必ず衣服を保護して使用するようにしてください。

匂いの取り方

保管クリーニングと衣類のお手入れ

匂いはクリーニングに出しても落ちないことが多いです。
ほとんどの衣類がドライクリーニングで、石油系の溶剤で洗われるからです。クリーニングから返ってきた洋服を家庭で水洗いすると、汗臭い匂いなどは簡単に取れたということをよく聞きます。
警察犬の匂いの追跡も、犯人が川に入ってしまうと、匂いがなくなりそれ以上追跡できなくなるのは、匂いは水に溶けるからです。水で洗った後、香りのある柔軟剤で仕上げるとよいでしょう。
ちょっと強い匂いなら、漂白剤を使用して漬け込みます。塩素系の漂白剤はよく効きます。重曹を入れるとさらに効果が増します。
但し、白いものでコットンの素材に限ります。
他のもの(シルク以外)は酸素系漂白剤を使用して下さい。

強い匂いの取り方(天然モノ)

保管クリーニングと衣類のお手入れ

体臭、特に脇の下の強い匂い(ワキガ)、発情期の猫のおしっこ匂いは、重曹と漂白剤を使用しても取れないことがあります。
ファブリーズやレノアなどの消臭剤を吹きかけると、この場合もっと強烈な匂いとなって逆効果です。
私たちは、悪臭の生ごみ糞尿をを肥料に変えたり、汚染した川を浄化するのに使用しているEM菌を使っています。EM菌の抗酸化作用が匂いの元を取ってくれるのでしょう。
デアの布団工場では、洗剤を使わないでEM菌で布団を洗浄しています。汗のエキスが滲みこんだ布団の汚れを取り、匂いも取れる。肌に直接触れる布団だから合成洗剤で洗わない。安全で確かな方法です。

強い匂いの取り方(化学薬品)

保管クリーニングと衣類のお手入れ

香水の匂いを取ってほしいという依頼がよくあります。
これは除去するには厄介な匂いです。香水の匂いは落ちないようにつくられているからです。
香水の種類に応じて、様々な方法を試みます。油性のものなら、まずドライクリーニングをしてから、次にウエットクリーニングの漂白剤、EM洗浄と段階を踏んで、匂いを取っていきます。
これでほぼ匂いは取れてしまいます。油臭い匂いはドライクリーニングだけで取れる場合があります。匂いは100%取れるわけではありません。
臭覚の鋭敏な方が、嗅ぐとまだ残っていると言われたりします。
匂い除去のクリーニング工場に、匂いの鋭敏な調香士のような「嗅ぎ屋」がいつも必要です。

ストレッチのジャケットがたるんだ、風合いが変わった

保管クリーニングと衣類のお手入れ

クリーニング後、婦人ジャケットの肘の部分がたるんだ。背中が伸びた。スカートのラインが崩れたなどの現象が起こる場合があります。ストレッチ製品はゴムのようなポリウレタン弾性糸で編まれており、着用の時間経過とともに劣化してきます。ポリウレタン弾性糸はドライクリーニングの溶剤を吸い込む性質を持っており、劣化している繊維はドライクリーニングによって弾性をなくし、たるむ現象を起こすことになります。ポリウレタン弾性糸の劣化は製造から3年で起こると言われています。これを避けるためには無理な着用は避ける。ドライクリーニングではなく水溶性で手洗いする。乾燥機は厳禁、自然乾燥するなどが望ましいお手入れ方です。

マッキントッシュ(ゴム貼り防水コート)

保管クリーニングと衣類のお手入れ

傘を嫌う英国紳士のために生まれた完全防水コートです。
縫い目があるとそこから雨がしみこんでいくため、より防水性を高めるために縫製部分がなく生地の縫い合わせには接着剤が使われています。
また素材には天然ゴムが使用されています。ドライクリーニングすると接着している生地のパーツがバラバラになる、生地がよれてしまったという事故が起こります。
洗濯表示にはドライクリーニング禁止、機械洗いの水洗いも×となっているので、通常のクリーニング店に出さない方がいいでしょう。
またお店では洗濯表示を見て、洗えないので返品ということになりがちです。しかし洗えない衣類と思われがちですが、実は家庭でも洗えます。
ぬるま湯で手洗い、エリ、袖口、ポケット部分は洗剤を付けて柔らかくブラッシングしてください。乾燥は自然乾燥で、乾燥機に入れるのは厳禁です。汚れがひどい、シミがついてしまったら、手洗いのできるクリーニング店を見つけて依頼するのがよいでしょう。
ゴム貼り防水コートはマッキントッシュだけでなく、他のメーカーにもありますので、洗濯表示をよく見て対処するのがよいと思います。
当社では、アクアメイククリーニングを指定してください。

クリーニングしたら、変色した!

保管クリーニングと衣類のお手入れ

「濃いめの色のコットンのジャケットやコートをクリーニングに出したら、所々変色して戻ってきた」ということがあります。
通常ドライクリーニングでも、ウエット(水洗い)クリーニングでも部分的な変色は起こりません。これは、衣類の汗と製造時の染色のムラによる変退色という現象です。
コットンを染める反応染料は、紫外線に弱く2~3年で劣化すると言われています。反応染料は染色時にゆすぎが十分でない場合は、見た目ではわかりませんが、染色のムラが生じます。この染色のムラに太陽光線が当たり、劣化した染色部分に反応して変退色が起こるのです。これはクリーニングに出す前から起こっています。「クリーニングしたら変色して戻ってきた」というのは、おそらく劣化した染料がクリーニングで落とされ、変退色があらわになったということでしょう。
いわゆる日焼けもこの現象で、全体的に染色がしっかりした衣類は日焼けも起こりにくいのです。
また汗も紫外線と反応染料に反応して、変退色を引き起こします。
またわき染みなどは変色してしまうと元に戻りません。汗は衣類にとって大敵です。汗はドライクリーニングでは取れません。ドライクリーニングを繰り返していると汗はそのまま衣類に蓄積され、劣化していきます。
ドライ表示でも水洗いのできるクリーニング店に依頼するのが望ましいでしょう。最近のドライクリーニングでも、水溶性のソープを入れて汗を除去するクリーニングがありますので、お勧めしたいと思います。